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「 冠婚葬祭を知る 」

2017/5/15 15:23
「 冠婚葬祭を知る 」


 
 
どこに焦点を当てる?
 
文化の違いから、
そんなことを感じた氣がしました^^
 
 
今回、
村のセレモニーに参加させてもらいました。
 
ついこの間、
結婚式に出席して、
貴重な経験をさせてもらったばかり。
 
トラディショナルな結婚式1日目はこちら
教会、披露宴の盛大な式2日目はこちら
 
 
今度は何のセレモニーなんだろうと
ワクワクしながら村に向かいます^^
 
 
 

 
 
道路が冠水するほどの大雨の中を車で走ること、
ラゴスから約5時間。
 
 
到着すると、
太鼓やトランペットが奏でる音色。
 
あそこで何かがあると
明らかにわかるほどの熱気。
 
見た瞬間に何かわかりました。
 
 

 

 

 
 
「あ、弔いの儀式だ」
 
葬儀のセレモニーだったんです。
 
 
ただ、何かわかったと同時に、
今まで日本で参列したものとは
全く違うフンイキも感じました。
 
 
↓↓ movie ↓↓

 
 
物静かに、
ややうつむき加減。
笑顔は見せない。
 
 
そういう感じではないなってことは
わかりました^^
(そう感じませんか?^^)
 
 
棺を家の中に入れ終えてから、
100mほど離れた場所へ。
 
会場作りのお手伝い^^
電気が不十分なので、
発電機から照明をつなぐ必要があるんですね。
 
 

 
 
ほどなくして、
次々と人が集まってきました。
 
おおよそ300〜400人くらいは参列しています。
多いですよね!
 

 
 
セレモニーの概要が配られて、
順をおって進められます。
 
 

 

 
 
 
張り詰めたような、切迫した空気はありません。
 
代表者のスピーチでは
こんな姿だったと思い出すように語られます。
 

 

 
 
 
時にしみじみと、
時に声をあげて笑顔あり^^
 

 
 
 
また時には、
輪を作って体を揺らして踊ったり。
 
 

 

 

 
 
この日の衣装もよく映えて美しい^^
 
ただ、色使いは
白、青が中心。
 
結婚式とは違う、
まとまりのある衣装が印象的です。
 
 

 
 
 
セレモニーの終盤では
目を閉じて、神父さんの声に耳を傾けて、
 
それぞれに
声をあげたり、
表現をしながら
追悼。
 
 

 

 
 
約2時間の式は終わりを告げました。
 
 
と、
ここで登場するのが楽器隊♪
 

 
 
けっして硬くはない式典が
さらに一変!
 
リズムに乗って踊ります^^
人だかりができます^^
笑顔が爆発してます^^
 
 

 

 
 
不思議な光景じゃないですか?
 
 
改めて、
文化の違いを感じました!
 
 
個人的な感想としては
好きな弔い方だと思っています。
 
それは、
死を悲しむことよりも、
長く生きられたことを祝う。
 
「死」よりも「生」に
焦点が当たっているように感じるからです。
 
 
彼らも、若くしてなくなった方の場合には
静かに儀式をとり行うんだと教えてくれました。
 
 
誰にでもいつかは訪れること。
それをどう迎えるか?
 
文化の違う儀式から
考えるキッカケをもらったように思います。
 
 
 
ちなみに、
このセレモニー……
 
2日目があります!
(結婚式に続いて、2日目があるという…)
 
一段と多くの人が集まりました!
文化の違いを感じてみてください^^
 
 
 

 

 

Comment

  1. あび より:

    日本でも[長生きして逝ったんだから、お葬式は、もうお祭りみたいなもんだね]なんて、良く言いますが(80才過ぎくらいでしょうか)
    それでも、やはり しめやか に、なりますよね…
    ホント、文化の違い 感じますネ(^◇^;)
    ノート⁇に記帳して、お香典 出して…なんて、無いんですね(^◇^;)
    で、日本では亡くなった方が白装束着るけど、ナイジェリア は、送る人が白い服 着たりするんですね

    え⁇ ぇぇぇええ⁉︎(*_*)
    2日に渡って、お見送り するんですか⁇
    盛大ですね(^◇^;)
    長生きされた方 というだけじゃなく、特別な地位の方だった とか⁇
    ではないのですか?

    2日め も、興味深いです(*^_^*)
    m(_ _)m

    • Nori より:

      どちらがいいかというのは置いといて、
      お祭りみたいなもんだからというものの、本当にお祭り騒ぎまではならないですよね笑

      御香典のような、
      でも、記帳もないというようなものはありました^^
      2日目に!

      聞いた限りでは
      長生きするとみんなやるって言ってました!
      ある意味、長生きされてるだけで十分に
      その村や地域にとっては
      特別な存在なのかもしれないですね^^

  2. ka_yo_hi_ro より:

    偶然にも今日面白い国の葬儀を観ました!!台湾の葬儀も日本とは全然違っていて、葬儀業者が音楽にのって踊り出すんです!!
    葬儀1つ取ってもいろんな文化の違いがあるんだなぁ〜と思いました!!

    それにしても、ナイジェリアは規模が大きいですね!!みんな親戚や友達なんですか?車で5時間かけて行くのもスゴイですが、300人!!って!!!

    私も日本の葬儀より、みんなでワイワイ音楽とダンス、そして笑顔であの世に送り出されたいです♪
    アフリカ〜♪素晴らしい文化ですね✨

    • Nori より:

      台湾も似てるんですね〜^^
      冠婚葬祭はそれぞれの文化が顕著に出て面白い!

      ラゴスは都会なので、
      こういうところでどうなるのか、それもきになります。
      村では、みんな顔見知りだったり、
      家族みたいな関係だったりするじゃないですか^^

      かよさんはナイジェリアのタイプが好みですね!
      素敵な文化^^
      これからもますます楽しみです♪

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