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「 1本の水 」

2017/3/27 6:32
「 1本の水 」


 
 
この日のランは
特別なものになりました^^
 
毎回のランが
当たり前のようで、
特別なような氣がしてます。
 
 
その中でも、特別!
 
僕がアフリカにくるキッカケになっている、
彼らから感じた愛情。
 
5年前。
小さい出来事だけれど、
大きい愛情を受け取った出来事。
 
 
そのときを思い出させるようなことが
あったから特別なんです^^
 
 
 
いつものように、
準備運動をしてから、
 
いざ、スタート!!
 
 

 
 
 
この日は頭にいろいろなものがよぎりながら
走る日でした。
 
いつもと違う道を走っていたんですが、
いろんなことが、
 
浮かんでは消え、
 
また浮かんでは消える。
 
 
そんな繰り返しでした。
 
 
 
たくさんの人と車が交錯するoshodi(オショジ)は
今日も相変わらず入り乱れてます。
 
 

 

 
 
オショジを抜けて走っていると、
大きな通りには工場が建っていて、
そこからワーカーが出てきます。
 

 

 
彼らともあいさつを交わしながら^^
 
 
子どもをおんぶするのに
四苦八苦する光景があったり、
 
 

 
 
遠くに飛行機が飛んでいったり。
 
 

 
 
 
10km近く走ったところで、
水分補給をすることにしました。
 
 
 
そう、
ここで特別なことが起こったんです^^
 
 
初めて通る道ですし、
初めて入るお店。
 
そのお店は、
本当に小さなお店でした。 
 
 
 
白いタンクトップのおじさんに
お水がほしいと伝えると、
 
奥の冷蔵庫の中から、
キンキンに冷えた、ペットボトルの水を
持ってきてくれました。
 
 
現地の人は、冷えた水を欲しがるので、
彼は氣を効かせてくれたんだと思います。
 
 
ただ、
僕は冷たい水はあまり飲みません。
 
ちょっと時間を置いてから
飲むこともあります笑
 
 
「冷えたやつじゃなくて、
 常温の水がいいな。」
 
 
彼に伝えると、
冷蔵庫の横のところから持ってきてくれました。
 
 
夕方とはいっても
30℃ほどの気温。
 
水分補給で蘇るー!
ありがたいー!!
って思ってました^^
 
 
そして、
「ありがとう。いくら?」
と、支払おうとしたときです。
 
おじさんの名はモシュート。
 
 
モシュートは大きな笑顔で
 
「いらないよ!」
 
そういうしぐさをしました。
 
 
彼の優しさ。
 
 

 
 
 
 
5年前の感情がふっと蘇りました。
 
 
僕は写真が好きで、
たくさん撮っていました。
 
その写真をあげるのがもっと好きで、
現地で現像をしてもらって
直接渡していました。
 
たまには、怒られたりするものの、
(写真が嫌な人もいますから)
 
喜ぶ顔が嬉しかったんです^^
 
 
小さな村にはプリンターがなく、
現像するためだけに、
片道6時間かけて
大きめの町にいったこともありました。
 
それが全く苦にならず、
一緒に喜べることが嬉しかった^^
 
 
僕があげたいからあげるだけ。
 
でも、
売り物の果物とか、
コーヒーや飲み物をくれる人たちがいたんです。
 
 
喜んだ彼らが、
お礼にくれたりするんです。
 
 
けっして大きくはない日々の売上。
 
そのための売り物を、
食べきれないほど
袋いっぱいに詰めて渡してくれる。
 
 
「ノリ!いいんだ!持っていけ!」
 
 
その愛情に、
何度、涙を流したことか……
 
 
 
 
彼らがくれた愛。
 
僕も返していきたい。
 
 
モシュートが、
そのときの氣持ちを思い出させてくれました^^
 
 

 

 

 
 
 
その旅路は始まったばかりですが、
そこに向かって進んでいけることに
感謝しています^^
 
 
いつも以上に、
今日もナイスラン♪
 

 
 

 

Comment

  1. ka_yo_hi_ro より:

    モシュートさん♪見るからに良い人そうですね!!笑顔がキラキラしてます♪
    人の温かさを感じる事の出来るアフリカすごく魅力的です。
    昔の古き良き日本を思い出す地なんですね!!

    • Nori より:

      彼の笑顔は最高です^^

      もちろん、日本でも温かさはありますし、
      そういう人たちは周りにもたくさんいます♪

      全体的に距離が近かったり、笑
      温かさ、人との結びつきの深さみたいなものは
      今のアフリカの魅力。
      の、一つだと思います♪

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